【スマホ基礎講座】「スマホが熱い」は危険?発熱のリスクや熱くなってしまったときの対処法

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UPDATE 2018.11.30

スマホを使っていると、いつのまにか熱くなってびっくりすることはありませんか?実は、スマホが熱を発すること自体は別に故障ではないんです。スマホの中にあるCPUやメモリは、動作してパーツに負荷がかかると熱を発生します。そのため、充電中や負荷の高いアプリを起動していると、本体がじんわり温かくなってくるのは正常な動作です。

問題はスマホが放熱できない状態が続いて、熱くなってしまうこと。熱いまま放置すると、様々な故障の原因に繋がります。そのリスクと対処法についてご紹介します。

スマホが熱くなるのはなぜ?

スマホが熱くなるのは、3つの原因と要素があります。
スマホの発熱を解消するには、それぞれの原因を切り分けて対処する必要があります。

1)環境
高い気温や直射日光など、環境要因で加熱される状態にあると、スマホのもともとの発熱と外からの熱が加わって危険なほど熱くなってしまいます。エアコンを切って締め切った車の中、ダッシュボードの上、コンロの近くなどには置かないようにしてください。

スマホが放熱できないほど暑い真夏の屋外での使用にも注意が必要です。

2)バッテリーの劣化
通常バッテリーは通電すると電池自体から発熱が起きます。これは正常な反応で、自己発熱と呼ばれます。劣化したバッテリーは通電時の内部抵抗が高くなっていくので、発熱速度も上がり、熱くなっていくのです。

3)CPU
CPUはスマホの動作の心臓部とも言える部分です。アプリだけでなくスマホ全体のシステムの処理を担っています。CPUは負荷がかかると非常に高温になるパーツであり、冷却しないと高負荷状態では100℃を超える温度になることも珍しくありません。

そのため、スマホには放熱用のヒートシンクなどが組み込まれたり、薄型のモデルもCPUの発する熱を効率よく排熱する構造を持っています。しかし、排熱効率のいい設計になっていても、高負荷の状態が続けばスマホは高温に加熱されてしまいます。

スマホ発熱のリスクとは?

スマホが発熱している状態を放置すると、最悪の場合スマホが故障して動かなくなる可能性があります。

CPUを始めとした電子機器は、長時間高温にさらされていると誤動作を起こし、熱暴走でCPUが止まったりフリーズしてしまうだけでなく、パーツが故障してしまうことがあります。
パーツが故障した場合、個人では直せませんので、基本的にメーカー修理になりスマホの中のデータはすべて消えてしまいます。また、長時間発熱した状態をほうっておくと、バッテリーの劣化が進みます。バッテリー温度が45℃以上になると、熱に弱い性質を持つリチウムイオン電池は急速に劣化し、電池寿命を縮めてしまいます。

45℃は手にとって熱いと感じるくらいの温度、ちょうどお風呂より少し熱めです。触って熱いなと思ったら、すぐに温度を下げるため、高温になっている原因に対処しましょう。

スマホが熱くなってしまった時の対処法

スマホの温度を下げるための方法はシンプルに3つです。

・高負荷のアプリを停止する
CPUを始めとするパーツに負荷をかける、高負荷のアプリを停止します。3Dを多用したゲームアプリや動画アプリ、音楽アプリ、GPSを使うアプリ、通信量が多いSNSアプリは負荷が高くなる傾向にあります。メモリークリーナーなどを使用して不要なアプリを終了して、一旦再起動してください。

・スマホの電源を切る
実はもっとも本体のメモリー を専有しているのはAndroidやiOSなどのOSを含む基本機能です。 アプリを終了させても基本機能を停止させることはできません。そこで急いでスマホの温度を下げるには、一度すべての機能を停止させるために電源を切ってしまうのが最短です。
電源を切った本体をより効率よく冷やすには、金属製の物の上に置くと放熱が早くなります。

・スマホのケースを外す
スマホを保護するために装着しているケースは、本体の持つ放熱性能を下げてしまいます。
特に手帳型のケースは熱がこもりやすく、スマホが加熱される原因になりやすいことが指摘されています。

また、ケース越しに触っていると本来の熱がわからず、ケースがあっても熱いと感じた時には本体は危険な温度になっていることもあります。熱くなったスマホはまずケースを外し、アプリを停止して、電源を切ってください。

・冷蔵庫や水で冷やすのは故障の原因になる?!
熱くなったスマホをすぐに冷やそうとして、防水だからと水をかけたり、涼しいからと冷蔵庫に入れると、故障の原因になります。加熱した状態のスマホを急に冷やすと、内部が結露してしまい、基盤が水没しているのと同じ状態になってしまうのです。

同じ理由で、保冷剤を押し当てるのもやめておきましょう。たとえ生活防水のスマホでも、内部で発生した結露は対応できません。水没故障と同じ症状の原因になりますので、冷やす時は風を当てたり、金属の上に置いてください。

スマホの発熱を予防するために

スマホは性質上熱を発すること自体を避けることはできませんが、過度の発熱を予防することはできます。電池の劣化やパーツの故障を抑え、スマホの寿命を延ばすコツとして、発熱を押さえる使い方をご紹介します。

1)充電中の使用は控える
外出時に電池が少なくなってきた時、ついモバイルバッテリーで充電しながら使いたくなりますが、充電と放電を同時に行うとバッテリーには大きな負荷がかかり、発熱が大きくなると同時に電池の劣化が早くなります。充電中はできるだけ使用を控え、使う時は充電ケーブルを抜いてください。

2)長時間の連続使用は控える
長時間使用していると、放熱が追いつかなくなり、次第に熱がこもってしまいます。特にCPUに負荷がかかるゲームアプリの場合、発熱量が大きく通常の使用よりも熱くなりがちです。目や脳を休ませるためにも、1時間に1度はスマホの使用をやめ、放熱してください。

3)熱くなる環境で使用しない
直射日光の中で長時間置いたり、暑い室内に放置するのは危険です。また、スマホのためを考えるなら、スマホカバーは熱がこもりやすい手帳型やデザイン重視のものより、排熱性のよい薄型のシリコンスリーブやアルミバンパーなどを使用した方がよいでしょう。

枕元において充電していたら、いつのまにか枕や布団の下に入っており、びっくりするほど熱くなっていた、起きたら故障していた、ということもあります 。就寝時はうっかり布団の中に入ってしまわない位置で充電してください。


スマホの発熱は、手で持って熱いと感じる状態を放置すると、スマホにとって致命的な故障の原因になります。いらないアプリは削除したり、常駐アプリを選んで負荷を下げておきましょう。また、可愛いケースをつけたり、デコを楽しむのもスマホの楽しみの一つですが、スマホの発熱と寿命を考慮して放熱のよいケースを選ぶことをおすすめします。

※尚、HUAWEI機種に関する発熱に関しては、こちらでご案内しております。
発熱事象について(2017/07/14)
充電時の発熱(2018/10/11)


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