スマホのデータ移行はQRコードの読み取りで簡単!データ移行時間を計測してみた

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UPDATE 2019.03.28

新しい機種のスマホを買った時、なにかと面倒なのがデータ移行。メールアドレスや連絡先など、Googleアカウントにバックアップされているものはアカウントを同期すればすぐに移行できますが、本体に保存された写真や音楽などのデータやアプリは、いちいち手で移さなければいけないので大変です。

ましてやOSが違うと、データ移行はさらに大変。どこかクラウドサービスにアップロードしてから新しいスマホでダウンロードするか、パソコンを経由して移動するか、どちらにせよ手間がかかるのに違いはありません。

そんなデータ移行を簡単な手順で済ませる「Phone Clone」というHUAWEI独自の機能があるのをご存じですか?このアプリと機能を使えば、なんと写真や音声を含むほとんどのデータがあっという間に新しいHUAWEIのスマホにコピーできるんです。

コピーできるデータは元の端末のOSによって変わる

Phone Cloneを使ってコピーできるデータは、コピー元のOSやメーカーで異なります。また、スマホの全権限を持つSuperuserでないとコピーできない一部のアプリデータも移行できません。

・HUAWEI端末からHUAWEI端末へ
連絡先、メッセージ、カレンダー、写真、ビデオ、音楽、アプリとアプリのデータ、設定、アラーム、メモ、ブラウザのブックマーク

・他社Android端末からHUAWEI端末へ
連絡先、メッセージ、写真、ビデオ、音楽、アプリ

・iOS端末からHUAWEI端末へ
連絡先、写真、ビデオ

LINEなどのデータ移行は各アプリのバックアップと復元の手順に沿って移動する必要があります。
また、ゲームのセーブデータの一部やセキュリティ上移行できないもの、AndroidOSのデータの一部などはHUAWEI端末同士でもコピーできません。必ずデータ引き継ぎコードなどのセーブを取っておきましょう。
逆に連絡先のデータはどの端末からでも必ずコピーできるので、連絡先と写真だけあればいいという場合はすぐに移行できます。


まずはアプリをインストールして起動する

Phone CloneのアプリをGoogle PlayかiTunesStoreからダウンロードします。
似た名前のアプリが複数あるので、「HUAWEI Phone Clone」などと検索すると見つけやすくなります。

Google Play ストア

App Store ストア


コピー元になる端末がHUAWEI端末の場合は、最初からインストールされているので必要ありません。
起動すると、画面にまず端末の新旧を問う選択肢が表示されます。コピー元になる古い端末は、「この端末は古い端末です」をタップしてください。


次に新しい端末の電源を入れ、「システム」→「データ移行」をタップして「この端末は新しい端末です」をタップします。
新しい端末のQRコードが表示されたら、古い端末に表示された読み取り部分にかざして2台のスマホを接続します。


2台が接続されたら、古い端末にファイルの選択画面が表示されます。


端末同士が接続されている間は、モバイル通信を含む外部とのデータ通信はすべて使えなくなります。電話を取らなければいけないタイミングでのコピーには気を付けてください。


必要なデータはアプリ1つまで自由に選択できる

端末のデータはすべて強制的にコピーされるわけではありません。たとえば今回比較に使用した古い端末では、すべてを選択すると50GBを超えてしまいます。必要な所要時間も3時間以上と、実際にどれくらいかかるかわかりません。


コピー中は端末を使うことができないので、寝ている間に実行するしかないように思えます。しかし、実はこのアプリは、コピーする必要があるデータとないデータを選択することができるのです。
このように、写真1枚からコピーの可否を選べるので、余計な容量のコピーをする必要はありません。


アプリもひとつずつ必要なものだけを選べるので、古い端末になんとなくインストールしたさまざまなアプリを整理するいい機会になりそうですね。
今回はアプリの一部とカレンダー、ドキュメント、WeChatのコピーを選びました。1GBでなんと約7分。問題がなければ、「実行」をタップするとコピーが始まります。


いざ実測、1GB程度のコピーならわずか数分?!

あっという間に進む端末データのコピー、残り時間が4分と表示されていますが、実測よりも早く残り時間が減っていきます。


14時12分にスタートしましたが、13分の時点ですでに50%を超えています。
これなら3時間以上と表示されていても案外1台丸ごとコピーしても大丈夫そうですね。
コピーが長時間になる場合、バッテリーの消耗が大きいので、端末は2台とも充電しながら実行するのがおすすめです。


ビジネスシーンでも役立つデータ移行機能

実はこのPhone Clone、移行が完了しても前の端末のデータを消してしまうわけではありません。元の端末のデータから必要なものだけを選んで、もう1台コピーを作る機能なんです。
LINEなどの一部のアプリはコピーができませんが、写真や普通のアプリ、ドキュメントなどのコピーは簡単におこなえます。

つまり、社用携帯として配布するスマホのデータを統一したり、イベント用に使用する端末をたくさん用意したりするのにも使える、とても便利な機能なんです。

一台一台にデータを転送したりアプリをインストールしたりして初期設定をおこなうのはとても大変ですが、この機能を使うことで、コピー元になる1台を設定してしまえば、あとは簡単に短時間でそっくり同じ設定とデータを持った端末が複製できます。

たとえばアプリのデモンストレーション端末をたくさん用意したい、社用のスマホには決まったアプリとデータ、連絡先を入れて統一したい、でも台数が増えると手間がかかって大変。返却された社用スマホの着信履歴を保存したい。そんなコストを一気に解消してくれるので、データ移行だけの機能に限らず便利に使ってみてください。

どうしてもコピーできないデータの存在はセキュリティのため Android端末には、普通のユーザー権限の他にすべてのシステムを変更する権限のあるSuperuserというアカウントが存在しています。このアカウントは通常の使用環境では、端末の権利者でもアクセスできないようになっています。これは誤ってデータを消してしまうとAndroid端末が機能しなくなってしまうなどの理由から、権限を制限するために設定されているものです。

このSuperuser権限を取って端末を自由に扱えるようにすることをroot化といいますが、root化に失敗すると端末が故障して動作しなくなるだけでなく、保証対象外になってしまいます。また、GPS機能を使用して位置情報などを取得するアプリなどが、不正を検出して使用できなくなってしまいます。

銀行アプリや金融アプリ、課金制の一部のゲームアプリなどセキュリティ上保護しないと問題のあるデータがあるアプリは、万一の場合に不正利用をさせないためにSuperuser権限でデータが保護されています。
そのため、Superuser権限の下にあるPhone Cloneを使用しても、データのコピーを新しい端末に移すことができないのです。

このようなコピーができないデータは、手動で移行作業をおこなわねばならない手間がありますが、ユーザーとデータを守るためのシステムなのです。


まとめ

1GB程度ならほんの数分、20GBでも2時間程度あればコピーできるPhone Cloneを使えば、面倒だったスマホのデータ移行が簡単にできてしまいます。
新しい端末を買ってすぐに前の端末と同じ環境で使えるのは便利ですよね。データ移行以外にもいろいろと使用方法があるPhone Clone、ぜひ試してみてくださいね。


Google Play ストア

App Store ストア


※記事上の数値は、ご利用の端末や状況により異なる場合があります。

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